こんにちは。機械メーカーでCAE解析業務をしている機械系エンジニアです。
この記事では、「固有値解析とは何か?」を、機械系の学生や新人エンジニア向けにわかりやすく解説します。
この記事を読むと、
- 固有値解析の意味
- 何がわかるのか
- なぜ重要なのか
が理解できます。
(※実務目線で解説します)
目次
固有値解析とは?【結論】
固有値解析とは、構造物の「振動のしやすさ」を調べる解析です。
もう少し正確に言うと、固有振動数と振動モードを求める解析です。
固有振動数とは?
簡単に説明します。例えば、定規を手で持って弾くと、ブルブル振動しますよね。
このときの振動の周波数
これが固有振動数です。
なぜ固有値解析が必要なのか?
理由は、共振を防ぐためです。
共振とは、振動が大きくなる現象です。
共振が起きると、
- 異音
- 振動
- 破損
の原因になります。
実際の製品での例
例えば:
- 自動車
- 家電
- 電子機器
これらは振動が発生します。
固有値解析を行うことで、危険な振動を事前に防げます
固有値解析でわかること
主に2つです。
① 固有振動数
振動しやすい周波数です。
単位:Hz(ヘルツ)
例:
- 100Hz
- 250Hz
など
② 振動モード

振動の形です。
どこが大きく動くのかがわかります。
固有値解析の目的【実務で重要】
主な目的:
- 共振回避
- 強度トラブル防止
- 騒音対策
特に、設計初期で重要な解析です。
固有値解析の流れ(CAE)
実務では、以下の手順です。
① CADモデル作成
↓
② メッシュ作成
↓
③ 拘束条件設定
↓
④ 解析実行
↓
⑤ 結果確認
固有値解析の結果の見方【新人向け】
重要なのは:固有振動数の値です。
例えば:
外部振動が100Hz。固有振動数が100Hz
→ 共振の危険あり
対策方法
固有振動数を変更します。
方法:
- 形状変更
- 板厚変更
- 補強追加
固有値解析は難しい?
正直に言うと、理解が重要です
単に解析するだけでなく、結果の意味を考える必要があります。
固有値解析の実務での重要性
固有値解析は、機械設計において非常に重要なスキルです。
理由:
多くの製品で振動問題があるためです。
CAEエンジニアには必須の知識です。
固有値解析を学ぶメリット
メリット:
- 機械設計に強くなる
- 転職で有利
- 年収アップにつながる
まとめ【固有値解析とは】
固有値解析とは、構造物の振動特性を調べる解析です。
振動問題を防ぐために、重要な解析です。
よくある質問
Q:固有値解析とは簡単に言うと?
振動しやすさを調べる解析です。
Q:固有値とは?
固有振動数のことです。
Q:なぜ必要?
共振防止のためです。

