不安障害があっても、機械系メーカーに就職できた話

不安障害・パニック障害
  1. はじめに|「正直、就職は無理だと思ってた」
    1. 就活前の率直な気持ち
    2. 「普通に働く」が一番遠かった
    3. 同じように悩んでいる人に向けて
  2. 不安障害がある自分と、就活の現実
    1. どんな不安があったか(詳細は書きすぎない)
    2. 説明会・面接が特につらかった話
    3. 「甘えじゃないのに、そう思われそうで怖かった」
  3. それでも、機械系メーカーを目指した理由
    1. 機械系を選んだ理由
    2. メーカーに感じていた安心感
    3. チームで働く・技術で価値を出すという点
    4. ベンチャーや営業職に感じた不安
  4. 就活で「やらなかったこと」「割り切ったこと」
    1. 全部の企業を受けなかった
    2. 気合と根性で乗り切ろうとしなかった
    3. 「普通の就活生」を演じるのをやめた
  5. 不安障害があっても、助けになった工夫
    1. 企業選びで見ていたポイント
    2. 面接で意識していたこと
    3. しんどい日は無理しなかった
    4. 一人で抱えなかった話
  6. 内定が出たとき、嬉しさより先に来た感情
    1. 安心・戸惑い・不安
    2. 「治ってないけど、働いていいんだ」と思えた瞬間
    3. ゴールじゃなくスタートだと感じた話
  7. 今、振り返って思うこと
    1. 不安障害=就職できない、ではなかった
    2. 向いてない環境は確かにある
    3. でも「合う場所」はちゃんと存在する
  8. 同じように悩んでいる人へ
    1. 無理に強くならなくていい
    2. 就活は人生を決める試験じゃない
    3. しんどいなら立ち止まっていい
    4. 不安があっても、社会に居場所はある
  9. まとめ|不安障害があっても、道はちゃんと残っている
    1. 不安障害=就職できない、ではない
    2. 無理をしない就活でも結果は出る
    3. 自分を壊さない選択をしてよかった
    4. 今しんどい人へ向けた一言メッセージ
  10. おわりに|このブログについて
    1. このブログで書いていきたいこと
    2. 「誰か一人でも、少し楽になったら嬉しい」

はじめに|「正直、就職は無理だと思ってた」

就活前の率直な気持ち

正直に言うと、就活を本格的に意識し始めた頃、
「自分が社会人として働いている姿」をまったく想像できませんでした。

周りは当たり前のようにインターンに行って、説明会に参加して、
「どの会社がいいかな」なんて話をしている。
その輪の中にいながら、僕だけ少し違う世界にいるような感覚がありました。

不安障害がある自分に、就職活動なんて本当にできるのだろうか。
スタートラインに立つ前から、すでに負けている気がしていました。

「普通に働く」が一番遠かった

一番怖かったのは、特別なことじゃなくて、
「普通に働く」ということでした。

朝決まった時間に出社して、
人に囲まれながら仕事をして、
体調が悪くても簡単には抜けられない。

それができないかもしれない、という不安がずっと頭の中にありました。
「もし途中で体調が悪くなったらどうしよう」
「迷惑をかけたらどうしよう」
そんな考えがぐるぐる回って、就活のことを考えるだけで苦しくなる日もありました。

同じように悩んでいる人に向けて

この記事は、いわゆる「成功体験」を書くつもりはありません。
今でも不安がゼロになったわけじゃないし、
正直、今後も悩むことはあると思っています。

それでも、
不安障害があっても、機械系メーカーに就職できた
という事実だけは残りました。

もし今、
「自分は就職できないんじゃないか」
「この先どうなるんだろう」
と一人で悩んでいる人がいたら、

この文章が、
「そんな道もあるんだ」
と思えるきっかけになれば嬉しいです。

不安障害がある自分と、就活の現実

どんな不安があったか(詳細は書きすぎない)

不安障害といっても、症状や重さは人それぞれだと思います。
なので、ここでは細かい診断名や症状の話はあまりしません。

ただ一つ言えるのは、
「気持ちの問題」ではどうにもならない不安が、確かにあったということです。

自分でコントロールしようとしても、
頭では「大丈夫」と分かっていても、
体のほうが先に反応してしまう。

就活が始まると、その感覚がより強く出るようになりました。

説明会・面接が特につらかった話

特につらかったのは、説明会や面接のように
「その場から簡単に抜けられない」場面でした。

会場に入った瞬間、
人の多さや空気に圧倒されてしまうこともありました。
話を聞いているはずなのに、内容が頭に入ってこない。
「今ここで体調が悪くなったらどうしよう」
そんな考えが頭を占領していました。

面接でも同じで、
質問そのものよりも、
無事にこの時間をやり切れるかという不安のほうが大きかった気がします。

「甘えじゃないのに、そう思われそうで怖かった」

一番しんどかったのは、
この不安が周りからどう見えるのか分からなかったことでした。

自分では必死なのに、
「気にしすぎじゃない?」
「もっと気楽に考えればいいのに」
そう思われているんじゃないか、と勝手に想像してしまう。

本当は甘えているわけじゃない。
逃げたいわけでもない。
それでも、そう見られるかもしれないという怖さがありました。

この感覚は、同じような経験をした人じゃないと
なかなか伝わらないのかもしれません。

それでも、機械系メーカーを目指した理由

機械系を選んだ理由

そもそも自分は、大学・大学院で機械系を専攻していました。
ものづくりの仕組みを考えたり、
どうすればうまく動くかを地道に詰めていく作業は、昔から嫌いではありませんでした。

派手さはないけれど、
一つひとつ積み上げていく感じが自分には合っていたと思います。
「人前で目立つ」よりも、「裏側で支える」ほうが性に合っていました。

メーカーに感じていた安心感

就活を考え始めたとき、
正直なところ「やりたい仕事」よりも
「続けられそうな環境かどうか」を重視していました。

その中で、機械系メーカーには
比較的落ち着いた雰囲気や、
長期的に人を育てる文化があるように感じていました。

もちろん会社によって違いはありますが、
少なくとも自分の中では、
「無理をして自分を壊す可能性が低そう」
という安心感がありました。

チームで働く・技術で価値を出すという点

メーカーの仕事は、一人で完結するものではありません。
設計、開発、製造、品質、調達など、
多くの人と関わりながら進んでいきます。

その中で求められるのは、
強い自己主張よりも、
技術を通してチームに貢献すること。

自分は、前に出て引っ張るタイプではありません。
でも、考えて、工夫して、
「ここは自分がやります」と支えることならできる。
そう思えたのが、メーカーを志望した大きな理由でした。

ベンチャーや営業職に感じた不安

一方で、ベンチャー企業や営業職には、
どうしても不安のほうが先に立っていました。

スピード感や成果主義、
常に高いコミュニケーションを求められる環境は、
当時の自分には少しハードルが高く感じられました。

「できない」と決めつけたいわけではありません。
ただ、就活の時点では
挑戦よりも、まずは安定して働けることを優先したかった。

それが、自分にとっての現実的な選択でした。

就活で「やらなかったこと」「割り切ったこと」

全部の企業を受けなかった

就活を始めた頃は、
「とにかく数を受けたほうがいい」
「落ちるのは当たり前だから気にするな」
という言葉をよく耳にしました。

でも正直なところ、
自分にはそのやり方は合わないと感じていました。

説明会や面接は、それだけで大きな負荷になります。
数を増やせば増やすほど、体調も気持ちも削られていく。
だから、闇雲にエントリーすることはしませんでした。

「ここなら、もしかしたら続けられるかもしれない」
そう思えた企業だけに絞って、就活を進めました。

気合と根性で乗り切ろうとしなかった

就活中、
「不安なんて気合でどうにかなる」
「根性出せば何とかなる」
という雰囲気を感じることもありました。

でも、不安障害は気持ちの持ちようだけで消えるものではありません。
無理に押し切ろうとすれば、
後で必ず反動が来ることも分かっていました。

だから、
「頑張りすぎない」
「無理な日は無理と認める」
ことを自分の中で許すようにしました。

それは逃げではなく、
自分を守るための選択だったと思っています。

「普通の就活生」を演じるのをやめた

一時期は、
「もっとハキハキ話さなきゃ」
「明るく、元気な学生に見せなきゃ」
と無理に振る舞っていたこともありました。

でも、それを続けるほど、
面接が終わったあとにぐったりしてしまう。
「このまま働いたら、どうなるんだろう」
という不安が強くなっていきました。

そこで、完璧な就活生を演じるのをやめました。
落ち着いて話す。
分からないことは分からないと言う。
できること、できないことを無理に誤魔化さない。

そのほうが、自分にとっても、
企業にとっても、正直だった気がします。

不安障害があっても、助けになった工夫

企業選びで見ていたポイント

企業選びで一番大事にしていたのは、
条件の良さよりも、自分が無理せずいられそうかという感覚でした。

説明会や企業サイトを見て、
・雰囲気が落ち着いていそうか
・長く働いている人が多そうか
・チームで仕事を進める文化がありそうか
そんな点をなんとなくですが意識していました。

「有名だから」「条件がいいから」ではなく、
「ここなら息ができそうか」という基準で選んでいたと思います。

面接で意識していたこと

面接では、うまく見せようとしすぎないことを意識していました。

完璧に答えるよりも、
落ち着いて、ゆっくり話す。
頭が真っ白になりそうなときは、
一呼吸おいてから話す。

それだけでも、自分の中の不安は少し和らぎました。
「ちゃんと評価されるか」よりも、
「この時間を自分が壊れずに終えられるか」
を大切にしていました。

しんどい日は無理しなかった

体調や気持ちがどうしてもしんどい日は、
無理に就活を進めないようにしました。

エントリーや企業研究は、
元気な日にまとめてやる。
調子が悪い日は、思い切って休む。

焦る気持ちはありましたが、
ここで無理をして長引かせるより、
立て直すほうが大事だと思うようにしていました。

一人で抱えなかった話

就活の不安を、ずっと一人で抱えていた時期もありました。
でも、それは本当にしんどかったです。

家族や、信頼できる人に少しずつ話すようにしてから、
気持ちが少し楽になりました。
「理解してもらえなくてもいいから、話す」
それだけでも違いました。

全部を一人で乗り切ろうとしなかったことは、
今振り返っても、かなり助けになったと思います。

内定が出たとき、嬉しさより先に来た感情

安心・戸惑い・不安

内定の連絡をもらったとき、
もちろん嬉しさはありました。
でも、それよりも先に来たのは、
「やっと一息つけた」という安心感でした。

同時に、戸惑いもありました。
「本当に自分で大丈夫なんだろうか」
「この先、ちゃんと働き続けられるのか」
喜びと同じくらい、不安も確かに残っていました。

内定=すべて解決、というわけではありませんでした。

「治ってないけど、働いていいんだ」と思えた瞬間

それでも、内定をもらったことで
一つだけ、はっきりしたことがありました。

不安障害が完全に治っていなくても、
不安を抱えたままでも、
社会に出ていいんだ、ということです。

「完璧な状態になってからじゃないと働けない」
そう思い込んでいた自分にとって、
それは大きな考え方の変化でした。

今の自分のままでも、
必要としてくれる場所がある。
その事実が、少しだけ背中を押してくれました。

ゴールじゃなくスタートだと感じた話

内定をもらった瞬間がゴールだと思っていたけれど、
実際は、そこがスタートなんだと感じました。

これから働く中で、
また不安が強くなる日もあると思います。
うまくいかないことも、きっと出てきます。

それでも、
「働けた」という事実は残る。
一歩進めたという実感は、
この先の自分を支えてくれる気がしました。

今、振り返って思うこと

不安障害=就職できない、ではなかった

就活を始める前は、
「不安障害がある自分は、そもそも就職できないんじゃないか」
と本気で思っていました。

でも今振り返ると、それは事実ではありませんでした。
不安があることと、働けるかどうかは、必ずしもイコールではなかった。

不安を抱えながらでも、
工夫しながら進めることはできたし、
受け入れてくれる場所もありました。

向いてない環境は確かにある

一方で、どんな環境でも大丈夫、というわけでもないと思います。

プレッシャーが強すぎる職場、
常にスピードや成果を求められる環境、
相談しづらい空気がある場所。

そういう環境では、
自分はきっと長くは続かなかったと思います。
「頑張れば慣れる」では済まないケースもあります。

でも「合う場所」はちゃんと存在する

だからこそ、
自分に合わない場所を避けることは、
逃げではなく選択だったと今は思います。

不安障害があっても、
落ち着いて働ける場所、
自分のペースを尊重してくれる環境は、確かに存在します。

見つかるまで時間がかかるかもしれない。
遠回りになることもある。
それでも、「合う場所」はちゃんとあります。

少なくとも、僕にはありました。

同じように悩んでいる人へ

無理に強くならなくていい

就活をしていると、
「もっと強くならなきゃ」
「これくらいでしんどいなんて甘い」
そんな声が、周りや自分の中から聞こえてくることがあります。

でも、無理に強くなる必要はないと思います。
今の自分を否定しながら進むより、
弱さを抱えたまま進める道を探すほうが、
長く続けられることもあります。

就活は人生を決める試験じゃない

就活は、人生を一発で決める試験みたいに見えます。
でも実際は、
「今の自分に合いそうな場所を探す作業」
に近いものだと感じました。

たとえうまくいかなくても、
それで人生が終わるわけじゃない。
遠回りしても、立ち止まっても、やり直しはききます。

しんどいなら立ち止まっていい

しんどいと感じたときは、
一度立ち止まってもいいと思います。

無理に走り続けて、
心や体を壊してしまったら、
そのほうがずっと大変です。

休むことは、負けじゃありません。
立て直すための時間です。

不安があっても、社会に居場所はある

不安があると、
「自分は社会に向いていないんじゃないか」
と感じてしまうことがあります。

でも、不安があっても、
静かに働ける場所、
自分のペースを尊重してくれる環境はあります。

今は信じられなくても、
社会に居場所はちゃんとあります。
少なくとも、ここまで書いてきた通り、
僕自身がその一例です。

まとめ|不安障害があっても、道はちゃんと残っている

不安障害=就職できない、ではない

この記事を通して一番伝えたかったのは、
不安障害があるからといって、就職できないわけではない
ということです。

不安はあっても、ゼロにならなくても、
働くことはできました。
少なくとも、自分にはその道がありました。

無理をしない就活でも結果は出る

たくさん受けて、無理をして、
自分を追い込まなくても、就活は進められます。

ペースを落としてもいいし、
やり方を変えてもいい。
自分に合った進め方を選んだ結果、
ちゃんと行き着く先はありました。

自分を壊さない選択をしてよかった

今振り返って思うのは、
「自分を壊さない選択」を優先してよかった、ということです。

もし無理をしていたら、
内定は取れたとしても、
その後がもっと苦しくなっていたと思います。

続けられることを選んだ。
それは間違いじゃなかったと、今は言えます。

今しんどい人へ向けた一言メッセージ

もし今、就活や将来のことで
しんどさを感じている人がいたら、

「今のままでも、道は残っている」
ということだけ、覚えておいてほしいです。

急がなくていい。
比べなくていい。
あなたのペースで進んでいい。

不安があっても、
あなたが進める場所は、きっとあります。

おわりに|このブログについて

このブログで書いていきたいこと

このブログでは、
不安障害と向き合いながら就職したことや、
理系・機械系として働く中で感じたことを、
少しずつ書いていこうと思っています。

「こうすれば正解」という答えを出すつもりはありません。
ただ、自分が悩んだこと、迷ったこと、
その中で見つけた考え方を、
そのまま言葉にしていきたいと思っています。

不安がある人でも、
無理をしすぎずに働く選択肢があること。
そんな可能性を、このブログで共有できたら嬉しいです。

「誰か一人でも、少し楽になったら嬉しい」

この文章を読んで、
「自分だけじゃなかったんだ」
「少し気持ちが軽くなった」
そう感じてくれる人が、もし一人でもいたら。

それだけで、このブログを書く意味はあると思っています。

今はまだ先が見えなくても、
不安を抱えたままでも、
あなたのペースで進んでいって大丈夫です。

ここが、
しんどくなったときに、
またふと思い出してもらえる場所になれたら嬉しいです。

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